【ビジネス書レビュー】マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力(著:テレサ・アマビール )

書評

皆さんにとって、良い上司とはどういう人を想像しますか?

リーダシップがあってハキハキと物事を決定する人。

部下の意見にきちんと耳を傾けてくれる人。

自分の上司や先輩を思い浮かべると良い人悪い人色々いますが、
結局のところ、良い上司って何なんでしょうか・・・?

結構感覚的に良し悪しを判断したり、また、自分の経験やセンスだけで上司になって
知らずのうちに部下に迷惑をかけているかもしれません・・・!


今回は「良い上司」とは何なのか、統計を取って客観的に分析した本を紹介致します!
『マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力』(著:テレサ・アマビール 、英治出版)

 

こんな人におすすめ!

●何らかの組織に属している
●部下や後輩がいるけど、どう接してよいか分からない
●自分の職場環境が客観的に良いのか分からない



テレサ氏は、上司の一番大切なことは、部下のやりがいがある仕事が「進捗」することだと断言します。

進捗=進展と考えるとより分かりやすいかもしれません。

皆さんも、大変な仕事が完了しなくても、前に進むだけで達成感を感じたことはありませんか?

テレサ氏曰く、如何に大変な仕事に関する達成感を、部下に感じさせてあげることが重要とのことです。


一般的な上司は、部下の管理や目標設定が一番大事だと考え、部下のやりがいやモチベーションを軽視する傾向があります。

部下のモチベーションを上げてあげると、100%の実力を発揮でき、組織も順調に機能するとのこと。


では、進捗を感じさせるとはどういうことなのか。

なぜそれが一番大事だと言い切れるのか。

全ての理由がここに詰まっています。


組織に属する全てのサラリーマン必読の本です。

私もこれを読まずに責任者になっていたかもしれないと考えると、
非常に恐ろしく感じてしまいます・・・


手遅れになる前に、どうかご一読下さい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました